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※허긴개님 작품 2차 창작 ※에피소드 '모든 개들은 천국을 간다' 열람 후 읽으시는 걸 추천드려요 (등장인물 이름 네타) ※갑자기 시작해서 갑자기 끝납니다 ------------------------------------------------------------ "오늘 개기일식이래요." 사무소의 청소를 마친 멸이 소파에 몸을 기대며 말했다. 맞은편 데스크에 앉아있던 필은 미적지근한 반응으로 답할 뿐이었다. "이번 기회를 놓치면 앞으로 15년은 못 본다는데, 나가볼까요? 여기선 해 안 보이고." "별로 상관은 없는데... 그냥 보면 안되지않냐?" "눈에 안 좋다고 써있긴 했는데 저희 기준으로 어떨지는 잘 모르겠어요. 박사님께 여쭤보면 아시려나." "뭘 그런 거로. 구멍만 있으면 간접적으로라도 볼 수 있다..

카테고리 없음 2020. 6. 22. 04:06

여름엔 바다지. 화이트가 수박을 베어물며 말했을 때, 나는 선뜻 동의할 수 없었다. 멀거니 화이트를 쳐다보자 이내 시선이 마주 꽂힌다. "세인은 어떤 바다가 좋아? 난 바닥이 보이는 투명한 바다." "어... 가본 적 없어요." 화이트가 입을 헤 벌렸다가, 그 자리에 수박을 끼워 넣었다. 잠시 생각하는 듯 진지한 표정을 한다. "지금 몇 시지?" 또 무슨 짓을 하려고 저러는지. 기대가 섞인 한숨을 내쉰다. 정확히 1시간 30분 후, 나는 바다를 눈앞에 했다. 읽던 책을 마저 읽고 뒤따라오겠다는 올렌이 없는 게 아쉬웠다. 자신을 감성적인 사람이라고 생각해본 적은 없었지만, 난생처음 바다를 보는 순간에 셋이 아니라는 점이 조금 신경 쓰였다. 불현듯 든 생각일 뿐이었다. '첫 바다'에 큰 의미를 두지 않으면 ..

창작 2020. 6. 16. 19:45

조직보스+인어 ぎらぎらする日差しがウザかった。こんな天気にスーツとか冗談じゃない。荒っぽくネクタイを解いて舌を打つ。早く帰って寝てーな。組織に入ってきたばかりの新米が倒れているチンピラ達をまあまあ片付けたようで、先に足を運ぶ。早速後ろで慌てた声がする。 ｢あの、総長! 総長!｣ ｢あぁ?｣ やっぱ久森を連れて来た方が楽だった。イラついたボスの眼差しに新米が怯える。が、すぐ何らかの決意が目に浮かぶ。 ｢お、お時間よろしければ近くのお店にちょっと寄っても良いですか!!!｣ 何で叫ぶのか分かんねぇけど耳が痛い程だ。 ｢いい訳ねーだろう、お前暑くねーのか?｣ 汗ばんだくせによく言うぜ。半殺しされたチンピラを跨いで新米が駆け寄る。 ｢あの角だけ曲がればすぐですよ。エアコンもあるし…ダメですか…?｣ 捨てられた犬みたいな目をして近づいてくる新米を顎で退かす。路地裏を抜け出すと車が反射した光に眩し..

鈴木ひなた 2020. 4. 18. 07:02

아가야. 너와 처음 만났던 날을 기억한단다. 우리 아기고양이 메리가 창문 틈새로 나가버린지 딱 삼일 후였지. 메리가 없어진 걸 알아차리고선 사흘간 4시간을 잔 남편이 발버둥 치는 아기고양이를 붙잡고 우는 동안, 내 눈은 네게 가 있었다. 굳은 얼굴에 처음엔 어색해한다고 생각했지만 조금 있으니 알 것 같더구나. 너는 우리를 경계하고 있었어. 메리를 지키려고. 혹여나 우리가 메리의 진짜 주인이 아닌 건 아닐까. 일부러 메리를 내쫓은 건 아닐까. 어린아이가 경계심을 가지는 건 경험해봤다는 뜻이지. 네 보호자가 스즈키 씨인걸 알고 대충 감은 잡히더구나. 자선가로 유명한 좋은 분이지. 남편이 네게 고맙다고 악수를 청했을 때, 처음으로 너는 옅게 웃어 보였다. 결혼도 입양도 하기 싫다, 자식만 낳겠다던 내 인생 계..

鈴木翔 2020. 3. 20. 14:26

砕け落ちた建物の残骸の真ん中で、ゲホゲホと音を立てる。今日の天気予報は外れのようだ。今にも雨が降りそうな曇りの空を少し眺めて起き上がる。横腹の辺りがじめつき始めた。イーター、倒さなきゃ。吹き飛ばされた方向でイーターが吠える。 ーーーーーーーーーーーー 「嘘‼」 「二度言わせるなよ。」 「でも…」 泣きそうな顔をしても、ひなた姉さんは俺が泣かないってことを知り切っていた。二週間出動禁止とか信じたくなかった。ひなた姉さんはバカを見ているとうな表情で薬を渡した。 「脇が裂けたぞ。二週は当然だ。」 大人しくいろよ。病室の扉を閉めながらひなた姉さんが言う。やっぱ姉さんの口調、少し変わったな。矢後さんのせいだろうと、ぼんやり思う。ひなた姉さんの部屋でよく会うと思ったら付き合っていたとは。心の中でまた感謝を送る。好きな人のタイプが実の姉当然の人だとか、ほんと勘弁してほしい。吹き出して笑ってしまうが、..

鈴木翔 2020. 3. 13. 19:04

夕ご飯の後はいつもテレビを見てた。格好いいヒーローが悪党を倒してくれる、ありふれたと言ったらそうだとしか言えない内容。「今の見た?!」と興奮しても、答えてくれる人はいない。そんな場所だった。 肌が痛いほどの勢いで降ってくる雨の中、立ち尽くして泣いていた。“ここで動くな”そう言われたから、探しに行くこともできない。見知らぬ街で独り、心細さはもう慣れたつもりだったが涙が零れてしまった。自分の体温さえ感じられ なくなった頃、買い物の帰り道の鈴木さんとひなた姉さんが俺を見つけてくれた。漢字を読めなかった俺は、すぐ後ろの「保育園」と書かれた看板に気付けなかったのだ。ここから離れてはいけないと拒む俺にひなた姉さんは眉間にしわを寄せて、「誰がそう言った?」と聞いた。なんと答えたかはっきりしてないけど、「親」じゃなかった。親とは到底呼べない間柄だった。鈴木さんに洗われながら色々聞かれたが、何も答えなか..

鈴木翔 2020. 3. 9. 01:45

鍵で部屋に入った矢後はベットに横たわった。埃だらけの廃墟で暴れたら余計に体力を使った感じだった。柔らかい布団でひなたの匂いがする。最初は香水でもつけてんのかと思ったがそうでもないらしい。人工的な匂いは機嫌が悪くなるだけだから。そういえばあいついねぇな。オレンジ色の窓んところの椅子が空いていた。ぼっとしてると、あのつまんない行事に残っている姿を思い浮かばせることができた。ほかん奴らと居りゃまぁいっか。バンダナを下ろす。 ------------------------------ 「…い…おい、矢後。」 「…んだよ。」 せっかく気持ちよく寝てんのに。片目だけ開けるとひなたが見下ろしている。 「夕ご飯食べに行こう。」 「気分じゃねぇ。」 また目を瞑ってしまう矢後にひなたは心配そうに眉間にしわをよせる。 「やはり今日ちょっと無理したんじゃないか? 久森に病院は寄ったって聞いたけど… もっと綺..

鈴木ひなた 2020. 2. 13. 21:30

「なぁ、翔」 「どうした？」 本を閉じる。俺を呼んでくれた。全神経が千真に集まる。 「キスしてくれないか」 純粋に驚く。千真から誘ってくれるなんて、夢の中でも見なかった。罠かな。嬉しく口を合わせながら思う。血の味がした。傷が出来たか? 舌でゆっくり傷口を探してみる。長くも短くもない時間が過ぎて、千真から離れる。 「舌噛んだの? 痛いでしょう。」 腕を切る。何て幸せな日なんだろう。 ーーーーーーーーーーー 「千真! 千真!! 言えよ、言ってよ!! どうしたんだ、何か知ってんだろ!」 翔は泣きそうになった。最近自分を抑制出来なくなった気分だ。痩せた千真を眺める目に水が溜まる。深呼吸をして千真の首から手を退かす。 「何で飲めなくなったんだよ…」 豪華なベットは血塗れだった。千真の血なのか自分の血なのか区別がつかない。 2日前から、千真が血を飲めなくなった。ただの我儘だと思い無理矢理血を流し入..

鈴木翔 2020. 2. 3. 21:11